豪州遠征のゴドルフィン勢、アップルビー師のステイヤーたちに誤算相次ぐ

2018年10月17日 12:00

 現地20日の豪G1コーフィールドカップと同11月6日の豪G1メルボルンカップを主な目標として、英国から豪州に送り込まれたゴドルフィン所有馬のうち、C.アップルビー調教師の管理馬が相次ぐトラブルに見舞われている。

 G1連勝中でエース格のベストソリューション(S.ビン・スルール調教師)こそコーフィールドCに出走するものの、アップルビー師の管理馬は8月に英G3ジェフリーフリアステークスを制してメルボルンCを目指していた4歳馬ハマダが、豪州入り後の13日に運動中に左後肢を骨折して予後不良となった。

 また、検疫施設でメルボルンCを目標に調整を進めていた3歳馬のクロスカウンターも脚に裂傷を負った。ゴドルフィンの公式サイトには「頭が痛いが(メルボルン)カップは3週先だし、我々の見込み通りに治れば準備期間はある。彼を馬房で2日間休ませてから獣医にまた診察してもらい、その後のことを考えるつもり」というアップルビー師のコメントが紹介されている。