8歳でブレークのボールオブマッスル、充実のシーズンに影差す体調不良
2018年11月14日 12:00
8歳を迎えた今季にブレークを果たした豪州のボールオブマッスルが、現地13日に実施したバリアートライアル(模擬レース)後に鼻出血を発症。予定していた12月1日のG1ウィンターボトムステークス(豪アスコット競馬場、芝1200m)の回避を余儀なくされた。
ボールオブマッスルはカンタベリー競馬場で1100mのバリアートライアルに臨み、10頭の中で最先着するなど好調な様子を披露していたが、その後に両鼻から出血。レーシング・ニューサウスウェールズの裁決により3か月の出走停止措置が取られた。
ボールオブマッスルは約5か月の休養から復帰した今季初戦のG3ザヒース1100(9月1日)で、3年3か月ぶり2度目の重賞制覇。2週後のG2ザショーツも連勝するなど、明け8歳の今季は4戦して重賞3勝と充実のシーズンを送っていた。