ボウマン騎手、処分軽減もジャパンCは騎乗できず

2018年11月14日 12:37

 メルボルンカップで3件の騎乗違反を犯し、合計35日間の騎乗停止処分を受けた豪州のH.ボウマン騎手が、処分の見直しを求めた異議申し立てに対して現地13日に裁定委員会が開かれ、計23日間への期間短縮が認められた。

 同日付けの豪競馬メディア『racing.com』によると、ボウマン騎手はメルボルンCで「不注意騎乗」「鞭の過剰使用」「斤量超過」による3件の違反行為で計35日間の騎乗停止となったが、不注意騎乗が開催日12日間から10日に、鞭の過剰使用は同8日間を取り消す代わりに1万豪ドル(約82万円)の罰金、そして斤量違反は同21日間から13日間へと軽減。処分は合わせて23日間の騎乗停止と1万豪ドルの罰金に改められた。

 この決定によりボウマン騎手の処分は11月27日に解除されるが、25日のジャパンカップで昨年優勝したシュヴァルグランには騎乗できず。12月9日の香港国際競走には騎乗できる見込みとなっている。