現地18日、香港のシャティン競馬場にてG2ジョッキークラブスプリント（芝1200m）が行われ、J.モレイラ騎乗のホットキングプローンが1番人気にこたえて鮮やかに逃げ切った。

　果敢にハナを奪ったホットキングプローンは、自慢の快足を飛ばして最後まで先頭を譲らず。3番手から追い上げを図ったミスタースタニングに半馬身差をつけてゴールした。3着はさらに1馬身1/4差でビートザクロック。2番手を追走したアイヴィクトリーは直線で力尽きて7着だった。

　J.サイズ厩舎の4歳馬ホットキングプローンは、これで昨季最終戦から4連勝。今季はG3ナショナルデーカップ、G2プレミアボウルとハンデ重賞を2連勝していたがいずれも他の有力馬より斤量に恵まれての勝利で、今回もミスタースタニングやアイヴィクトリーらG1馬より5ポンド（約2.3キロ）軽かった。