豪競馬史上に残る名牝ウィンクス、ファン投票で新たな勲章

2018年12月04日 13:07

 オーストラリア競馬史上に残る名牝ウィンクスが、今年のセクレタリアト・ヴォックス・ポピュリ・アワードに選出された。

 これは米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じたもの。同賞は米三冠馬セクレタリアトのオーナーだったP.チェナリー氏が創設したもので、オンライン投票などで最も人気と実績を兼ね備えていたサラブレッドを表彰する。ウィンクスは約60か国の競馬ファンからトップに支持されての受賞となった。

 ウィンクスは今年、前人未到の豪G1コックスプレート4連覇を達成。すでに豪史上最長の連勝を29まで更新するなど、破竹の快進撃を続けた。

 今年の候補馬には、G1ブリーダーズカップクラシックなどを勝ったアクセラレイト、凱旋門賞連覇およびG1ブリーダーズカップターフを制したエネイブル、米三冠馬ジャスティファイ、ケンタッキーオークス馬モノモイガールなどがノミネートされていた。

 なお同賞はこれまでにゼニヤッタ、カリフォルニアクローム、アメリカンファラオなどの名馬たちが表彰馬に名を連ねている。