​香港カップ出走のストーミーアンタークティック、調教師は10ハロン適性に自信

2018年12月06日 14:40

 現地9日に行われるG1香港カップ(芝2000m)にストーミーアンタークティックを送り込むE.ウォーカー調教師は、同馬のG1初制覇に今回ほどふさわしい舞台はないと確信している。

 ストーミーアトランティック産駒の5歳馬ストーミーアンタークティックはこれまで主にマイル戦を走り、香港カップと同じ中距離の10ハロン戦は1回しか経験したことがない。ここ3戦もマイルG1で、前走の英G1クイーンエリザベス2世ステークスでは4着と善戦している。

 ウォーカー調教師は「今年はG3からG1まで7戦したが、どのレースも僅差で頑張っていた。抜群の安定感を誇る馬で、日曜(香港カップ)でも自分のレースをするだろう」とコメント。「リラックスして走れる10ハロンこそが、今の彼にはぴったりだと思う」と語った。

 その上で同師は「(香港馬の)タイムワープは強敵だが、あの馬は数週間前にハードなレースをした。過去のように地元優位とは思ってないよ」とストーミーアンタークティックでの一発に自信を見せていた。