A.オブライエン勢、ドバイWCデーの主役はドバイシーマC出走のマジカル

2019年03月07日 13:39

 昨年のドバイワールドカップデーではUAEダービーをメンデルスゾーンで圧勝したアイルランドの名門、A.オブライエン厩舎。今年の最有力馬はG1ドバイシーマクラシックへの出走を予定しているマジカルだ。

 ガリレオ産駒の4歳牝馬マジカルはクールモア勢の所有馬。昨年10月に英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークスでG1初制覇を飾り、11月の米G1ブリーダーズカップターフでは女傑エネイブルから3/4馬身差の2着と健闘し、強豪牡馬たちに先着している。

 オブライエン調教師は「マジカルは冬越えもうまくいった。シーマクラシックは彼女にピッタリのレースだと思う」と語り、期待を寄せている。

 またドバイシーマクラシックには同厩舎からマジックワンドも出走する可能性も。マジカルと同じガリレオ産駒の4歳牝馬マジックワンドはG1勝ちこそないが、今年1月のペガサスワールドカップターフなど、G1レースで3度の2着がある。

 オブライエン師は「マジックワンドはアメリカ(ペガサスWCターフ)でいい走りをした。彼女も(マジカルと)同じレースを目標にするかもしれない」と話していた。