【UAEダービー】デルマルーヴルは粘って4着、伏兵プリュクパルフェが叩き合い制す

2019年03月30日 23:59

 現地30日、ドバイのメイダン競馬場で行われたUAEダービー(G2、ダート1900m)に日本からデルマルーヴルが出走。後方追走から最終コーナーで馬群の外へ進路を取り、直線ではしぶとく末脚を伸ばして勝ち馬から6馬身余りの4着に入線した。

 直線は3頭による叩き合いとなり、プリュクパルフェがグレイマジシャンを0.75馬身抑えてアメリカからの遠征馬によるワンツー。さらにクビ差の3着には地元UAEのマングージが続いた。走破時計は1分58秒41(FAST)。UAEオークスとアルバスタキヤを連勝して注目を集めたディバインイメージは、中団追走から見せ場を作れず13着に大敗した。

 プリュクパルフェはB.ウォルシュ調教師が管理するポイントオブエントリー産駒で重賞初制覇。昨年10月にデビュー3戦目で初勝利を挙げ、次戦ではG2ケンタッキージョッキークラブステークスで2着に善戦したが、年明け1月のG3ルコンテステークスで5着、前走のG2リズンスターステークスでは13着と、3歳を迎えてからは成績を下降させていた。