【ドンカスターマイル】クルーガーは4着に善戦、3歳馬ブルータルが外枠克服して快勝

2019年04月06日 16:00

 現地6日、豪ランドウィック競馬場で行われたG1ドンカスターマイル(3歳以上、芝1600m)に日本からクルーガーが出走。わずかに遅れ気味の発馬からすぐに中団までポジションを回復すると、直線の攻防では馬群の中から粘り強く末脚を伸ばし、勝ち馬から2.7馬身差の4着に善戦した。

 レースは外枠からゲートを決めた3歳馬ブルータルが2番手で流れに乗り、逃げるドリームフォースをゴール前で抜き去り1馬身差で快勝した。走破時計は1分37秒65(Soft7)。さらに1.5馬身差の3着には好位でブルータルを見ながら進んだハートネルが続いた。

 ブルータルは昨年7月14日のデビューから約9か月、7戦目での重賞初制覇が豪州伝統のビッグレースとなった。この一戦に向けては2月16日のG3クリソルドステークスで重賞に初挑戦して3着。続くG1カンタベリーステークスでは6着に敗れたが、最重要前哨戦のG1ジョージライダーステークスで女傑ウィンクスの2着に善戦して弾みをつけていた。なお、G.ボス騎手はこのレース7勝目をマークし、自身の持つ最多勝利記録を更新している。