​アーモンドアイの凱旋門賞回避、欧州メディアも報じる

2019年04月18日 14:30

 3月にG1ドバイターフを制した日本のアーモンドアイが、予定されていた10月の仏G1凱旋門賞への出走を取りやめた。アーモンドアイは前人未到の凱旋門賞3連覇を目指すエネイブルの強敵の1頭として注目を集めていたことから、このニュースは欧州でも報じられている。

 英競馬メディア『racingpost.com』は17日、アーモンドアイのオーナーサイドが出した凱旋門賞回避の声明を取り上げ、この決定は複数の要因によるものだが、その中には先のドバイ遠征で長距離輸送の間に体調に変化が生じたことがあると伝えている。またアーモンドアイの重賞6勝のほとんどが硬めの良馬場でのものであることから、秋のパリロンシャン競馬場の馬場への適性に懸念があったことについても言及している。

 さらに同サイトは「皆様の期待に応えられず申し訳ございません」とのアーモンドアイ陣営のコメントも併せて報じている。