ケンタッキーオークス、セレンゲティエンプレスが逃げ切り

2019年05月04日 12:48

 現地3日、米チャーチルダウンズ競馬場にてG1ケンタッキーオークス(3歳牝馬、ダート9ハロン)が行われ、J.オルティス騎乗のセレンゲティエンプレスが逃げ切り勝ちを収めた。

 セレンゲティエンプレスはスタートからハナを切る積極的な競馬。最後の直線では2番手集団から抜け出してきたリオラとの一騎打ちになったが、先頭を譲ることなくゴールを駆け抜けた。

 2着は1馬身3/4差でリオラ。さらに5馬身半差の3着にレディアップルが続き、1番人気に推されていたベラフィナは好位から伸びを欠いて5着まで。2歳女王ジェイウォークは6着入線も、スタート直後にポジティブスピリットを落馬させたとして最下位の13着に降着となった。

 T.アモス厩舎のオルタネーション産駒セレンゲティエンプレスは、2月のG2レイチェルアレクサンドラステークスで重賞2勝目。前走のG2フェアグラウンズオークスは7着と振るわなかったが、大一番の今回で見事な巻き返しを見せた。