テレキャスターとサードラゴネット、英ダービーに追加登録

2019年05月28日 15:13

 英ダービー前哨戦を制しながら本番の事前登録のなかった注目馬2頭が、揃って追加登録。現地6月1日にエプソム競馬場にて行われる大一番でダービー馬の称号を目指すことになった。

 H.モリソン厩舎のニューアプローチ産駒テレキャスターは、今月16日の英G2ダンテステークスで無敗だった昨年の欧州2歳王者トゥーダーンホットを下す金星。モリソン調教師は8万5000ポンド(約1200万円)の追加登録料を払うことについては「比較的簡単な決断だった」と語ったものの、「本番まで5日間も眠れない夜を過ごすことになりそうだ。馬に何か起こらないかと心配でたまらない」と胸中を明かしていた。

 一方のサードラゴネットは4月にデビュー勝ちしたばかりだが、今月8日の英G3サードラゴネットを8馬身差で圧勝。同馬を管理するA.オブライエン調教師は、そのほかにもブルーム、サーカスマキシマス、アンソニーヴァンダイクら主要なダービー前哨戦を勝った馬たちを含めて8頭をエントリーしており、登録馬15頭の半分以上を占めている。