藤田騎手が快挙、スウェーデンでの女性騎手W杯で総合優勝

2019年07月01日 11:20

 現地6月30日にスウェーデンのブローパーク競馬場にて行われた「ウィメンジョッキーズワールドカップ」で、JRAから参戦した藤田菜七子騎手が総合優勝を果たした。

 ウィメンジョッキーズワールドカップは、招待を受けた世界各国の10名の女性騎手が条件の異なる5レースに騎乗し、順位に応じた獲得ポイントを競い合うシリーズ。出走馬は、ハンデキャッパーによりランク分けされ、各ランクの騎乗回数が平等になるよう割り当てられる。藤田騎手は5レースのうち2勝を挙げて栄冠を手にした。

 藤田騎手は「信じられない、とてもハッピーです」と喜びのコメント。「スウェーデンへの旅も現地での騎乗もとてもいい経験になりました。他の女性騎手に元気を与えられることを願っています」と語った。