現3歳屈指のスプリンター、ケイリクスが引退

2019年08月01日 12:16

 欧州の現3歳世代で屈指のスプリンターとして活躍を期待されていた、J.ゴスデン厩舎のケイリクスが現役を引退することになった。

 キングマン産駒のケイリクスは2歳時に英G2コヴェントリーステークスを制し、3歳初戦だった5月の英G3パビリオンステークスも圧勝。ところが続く英G2サンディーレーンステークスで足の故障もあって2着と初黒星を喫し、結果的にこれが最後のレースとなった。なお今後はクールモアスタッドで種牡馬入りすることが決まっている。

 ゴスデン調教師は「2歳時と3歳時のアスコットでのレースはいずれも最高水準のものだった」とコメント。「父のキングマンに非常によく似ており、クールモアとジャドモントのサポートを受ければ種牡馬として大成功する可能性を秘めている」と語っていた。