エンビハーが英G2リリーラングトリーS圧勝、主戦はG1級の実力をアピール

2019年08月04日 11:30

 現地3日に英グッドウッド競馬場で行われたG2リリーラングトリーステークス(3歳以上、牝馬限定、芝14ハロン)は、残り1ハロン標識を前にして先頭に躍り出たエンビハーが、そのまま5馬身のリードを築いて圧勝した。

 2着に前走は愛オークス5着のマヌエラデベガ、さらに1馬身3/4差の3着にはサウスシーパールが続き、上位3頭は1番人気を分け合っていた。

 エンビハーはハムダン殿下所有のリダウツチョイス産駒でJ.ゴスデン調教師が管理。前走のG2ランカシャーオークスから連勝で2度目の重賞制覇となった。主戦のJ.クローリー騎手は「凱旋門賞の週にロワイヤリュー賞(芝2800m)という新しい牝馬G1があるから、ゴスデン師は予定に入れていると思うよ。彼女でG1を勝ちたいね。それほどの馬だよ」とG1級の実力をアピールしている。