​仏G1モーリスドゲスト賞、3歳馬アドヴァータイズが接戦を制す

2019年08月05日 11:10

 現地4日、仏ドーヴィル競馬場にてG1モーリスドゲスト賞(芝1300m)が行われ、L.デットーリ騎乗の3歳馬アドヴァータイズが接戦を制した。

 クビ差の2着は人気薄の7歳馬ブランド。さらに3/4馬身差でスペースブルースが続いた。

 M.ミード厩舎のショーケーシング産駒アドヴァータイズは、2歳時に愛G1フェニックスステークスを制覇。今年6月の英G1コモンウェルスカップを勝ち、前走の英G1ジュライカップではコモンウェルスカップで4着だったテンソヴリンズの逆襲にあったが、今回で通算3回目のG1制覇を果たした。

 ミード調教師は「アイルランド、イングランド、そしてフランス。3か国のG1を勝つなんて快挙だ」とアドヴァータイズを絶賛。今後については「まずはヘイドック(9月7日のG1スプリントカップ)。そしてアスコットでのチャンピオンズデー(G1英チャンピオンズスプリントステークス)、凱旋門賞当日の7ハロン(仏G1フォレ賞)」と出走レースの候補を挙げている。