女傑ウィンクスにディープ産駒の妹が誕生! 関係者は「これまでで最高の仔馬」と絶賛

2019年09月04日 06:29

 豪州で33連勝など数々の記録を打ち立てた女傑ウィンクスにディープインパクト産駒の半妹が誕生した。同馬の母ベガスショーガールを繋養する豪州ハンターバレーのセジェンホースタッドが現地3日に公式ツイッターで発表した。

 この発表を受けて米競馬メディアの『bloodhorse.com』も一報。同スタッドを経営するP.オブライエン氏が「これまでで最高の仔馬」と、歴史的名牝のウィンクスを差し置いて絶賛するコメントを競馬メディア『ANZ Bloodstock News』から引用する形で紹介している。

 ウィンクスの半妹に当たる牝馬は3日の10時54分に生まれ、ベガスショーガールにとっては8番仔で5頭目の牝馬になる。オブライエン氏によると「彼女はひょろ長い脚を投げ出すタイプで、ウィンクス自身が生まれた時に凄く脚長だったが、彼女は肢体が本当に素晴らしくて思い描く通りの馬なんだ」と理想的な姿をしているという。

 出産は15分で滞りなく終わり、牝駒はウィンクスがそうであったように真っすぐに立ち上がると、午後には厩舎の周りを跳ね回るなど「まるで教科書通り」と手放しで褒め称えている。

 なお、今年のベガスショーガールは娘のウィンクスと同様にアイアムインヴィンシブルとの交配を予定しているという。