速い馬場向きの上り馬ヘッドマン、「将来性のある馬」と調教師

2019年09月06日 11:44

 日本からディアドラが参戦することで注目を集めている現地14日のG1アイリッシュチャンピオンステークスで、R.チャールトン厩舎の上り馬ヘッドマンがG1初挑戦での初制覇を狙っている。

 キングマン産駒の3歳馬ヘッドマンは、5月のハンデ戦を勝った後に臨んだ6月の仏G2ウジェーヌアダム賞を3馬身差で圧勝して重賞初制覇。前走の仏G2ギヨームドルナノ賞も制し、愛チャンピオンSでの前売りでも人気を集めている。

 2年前の愛チャンピオンSをデコレーテッドナイトで勝っているチャールトン調教師はヘッドマンのG1初挑戦に「大きなジャンプアップだが、自信を持っている」とコメント。「フランスでの2戦はヘッドマンに適していたとは思っていない。コースやレーススタイルが彼に合っているし、もっと速い馬場の方が向いているだろう」と語った。

 一方で同師は「将来性のある馬だし、成長し続けるという確信がある。ヘッドマンは来年になればもっと強くなる」とも続けている。