芝とダートでG1制覇、ワールドオブトラブルが引退

2019年10月08日 11:49

 芝とダートの両方で短距離G1を制したワールドオブトラブルが現役を引退。来年から種牡馬入りすることになった。

 J.サーヴィス厩舎の所属だったカンタロス産駒の4歳馬ワールドオブトラブルは、今年4月のG1カーターハンデキャップ(ダート7ハロン)、6月のG1ジャイプール招待ステークス(芝6ハロン)などを制覇した。通算13戦9勝、G1は2勝だった。

 米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、昨年は2着だった11月のG1ブリーダーズカップターフスプリントを目指していたが足の故障でそれがかなわなくなったことで、引退して種牡馬入りする好機だと陣営が判断したという。