仏G3セーヌエオワーズ賞、3歳馬トロワミルが逃げ切りで重賞初制覇

2019年10月30日 12:00

 仏G3セーヌエオワーズ賞(3歳以上、芝1200m)が現地29日にメゾンラフィット競馬場で行われ、馬場の中央付近で集団を率いたトロワミルが、外ラチ方向でもう一方の集団を率いたエンジェルアレクサンダーとの追いくらべを1馬身差で制した。

 さらに2馬身差の3着にトロワミルの背後を追走したイランガが入線。このレースを2016年と2017年に連覇し、昨年も2着のザライトマンは勝ち馬から8馬身余りの12着に沈んだ。

 トロワミルはイベイシブ(その父イルーシヴクオリティ)産駒の3歳セン馬で重賞初制覇。昨年10月のデビューから今年4月まで6戦2勝の戦績だったが、その後は2度の転厩を経ながら今回まで8戦5勝と軌道に乗ってきた。