雨天順延の英G1はオールウェザーに条件変更、新たな有力馬参戦も
2019年11月01日 12:32
豪雨によるレースコンディション不良のため順延されていた英G1フューチュリティトロフィーが、現地1日にニューカッスル競馬場にて行われる。
当初は10月26日にドンカスター競馬場の芝8ハロンで行われるはずだったレースは、ニューカッスル競馬場のオールウェザー8ハロンに条件変更。本来は6頭立てだったが倍の12頭立てで実施されることになった。
注目馬は今年の仏パリ大賞、英インターナショナルステークスの両G1を連勝したジャパンの全弟モーグル。自身も9月の愛G2チャンピオンジュベナイルステークスを勝っている。
モーグルと同じA.オブライエン厩舎の愛G2ベレスフォードステークス勝ち馬イニスフリー、英G2ロイヤルロッジステークス2着があるA.ボールディング厩舎のカメコらも引き続き有力視されているが、順延されたことで新たなライバルも参戦してきた。
中でも人気を集めているのは、R.ベケット厩舎のキングマン産駒キンロス。10月5日にニューマーケット競馬場での芝7ハロンを8馬身差で圧勝しており、当初は先週にニューベリー競馬場で行わるはずのG3レースに出走予定だったが、こちらも開催中止となったため1週遅れでG1挑戦へと踏み切った形だ。