BCクラシック制したヴィーノロッソが引退、種牡馬入り

2019年11月08日 12:11

 先日の米G1ブリーダーズカップクラシックを勝ったヴィーノロッソが現役を引退。現地7日に種牡馬として繋養されるケンタッキー州のスペンドスリフトファームに到着した。

 カーリン産駒のヴィーノロッソはT.プレッチャー厩舎が管理。3歳時は4月にG2ウッドメモリアルステークスを勝ったものの、ケンタッキーダービー9着、ベルモントステークス4着、トラヴァーズステークス5着などG1では力及ばず。しかし4歳となった今年は5月にゴールドカップアットサンタアニタステークスでG1初勝利を手にし、11月2日にはBCクラシックを制した。通算成績は15戦6勝。

 米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、スペンドスリフトファームのN.トフィーGMは「BCクラシックの勝ち馬、それもヴィーノロッソのような良血で馬体もいい馬を迎えるのはめったにあることではない」と大きな期待を寄せていたという。