豪遠征のスズカデヴィアス、準重賞で10着

2019年11月24日 11:56

 現地23日、豪バララット競馬場にて行われた準重賞バララットカップ(芝2000m)に日本からスズカデヴィアス(栗東・橋田満厩舎)が出走。16頭立ての10着に敗れた。

 橋田宜長調教助手は「レースは好スタートから、事前の打ち合わせ通り、先団の理想的なポジションを取れました。道中もスムーズで4コーナーを良い形で迎えることができましたが、最後で伸びを欠いてしましました。伸びきれなかった原因をこれから考えたいと思います」とコメント。

 騎乗したM.ディー騎手は「レース前、スズカデヴィアスはいつも以上に落ち着いていて、返し馬でも良い雰囲気でした。スタートもきまり、先頭の馬を見る形でレースを進められましたが、残り100メートルで力尽きてしまいました。道中リズム良く走れていたので、内から3頭目の進路を取ったことがこの馬にとっては厳しかったのかもしれません」とレースを振り返った。

 なお勝ったのはキウィア。A.アレクサンダー厩舎の6歳せん馬で、このレースは昨年に続く連覇となった。