​ペルーで種牡馬4頭が殺害される惨事、三冠馬ジャスティファイの半兄も

2019年12月23日 12:10

 現地21日、ペルーの牧場で種牡馬4頭が侵入者によって殺害される事件が起こった。米競馬メディア『thoroughbreddailynews』や『bloodhorse.com』などが伝えている。

 報道によると、侵入者は夜間警備員を無力化した後で、無敗の米三冠馬ジャスティファイの半兄ザルーテナントら4頭を殺害したという。被害牧場のオーナーはインスタグラムにて「加害者たちは警備員への対処後、まっすぐに種牡馬たちのもとへ向かった。目的はひとつで、それを遂行したということだ」と語っている。

 被害にあったのはジャスティファイの半兄でストリートセンス産駒のザルーテナントのほか、米G3ローンスターパークハンデキャップ勝ちのあるメダグリアドーロ産駒のサイラスアレクサンダー、アルゼンチンG1勝ち馬スウィートソレルの半兄で自身もペルーでダービーを制したジャイアンツコーズウェイ産駒のカンフーマンボ、エーピーインディ産駒のタイムリーアドバイスの4頭。