​マクドナルド騎手、27歳の若さでニュージーランドの競馬殿堂入り

2019年12月24日 11:45

 オーストラリアをベースとして活躍するニュージーランド出身のJ.マクドナルド騎手が、27歳の若さで母国の競馬殿堂入りすることになった。豪競馬メディア『racing.com』が報じている。

 マクドナルド騎手は15歳で騎手デビュー。瞬く間に頭角を現し、2010/2011シーズンには207勝の新記録でリーディングジョッキーに輝いた。その後はオーストラリアに拠点を移し、ゴールデンスリッパー、クイーンエリザベスステークス、オーストラリアンオークスなど数々のG1を制覇した。

 2015年にはゴドルフィンの主戦騎手にも抜てき。同年には賭博行為に関与して18カ月の騎乗停止処分を受けたが、復帰後は変わらぬ手腕を発揮していた。

 マクドナルド騎手は「知らせを受けた時は信じられなかった。とても誇りに思うし、まだ鳥肌が立っている」とコメント。「L.オサリバンやJ.キャシディら偉大な名騎手に自分が並ぶなんて…。子供の頃は壁に彼らの写真を貼っていたものだよ」と喜びと驚きをあらわにしていた。