エンフォーサブルが米G3ルコントS快勝、キャシー師はウォーオブウィルに続き連覇
2020年01月19日 12:43
現地18日、米フェアグラウンズ競馬場でG3ルコントステークス(3歳、ダート8.5ハロン)が行われ、後方11番手で中間点を通過したJ.ルパルー騎乗の5番人気エンフォーサブルが、第3コーナーから一気に進出すると直線半ばで抜け出し、後続に1馬身1/2差をつけて快勝した。
2番人気のシルヴァーステートが4番人気ミスターモノモイとの2着争いをクビ差で制し、ブリーダーズカップジュベナイル4着で1番人気に推されたスキャッバードは中団から5着までだった。
タピット産駒のエンフォーサブルは昨年5月にチャーチルダウンズ競馬場のダート5ハロン戦でデビュー。短距離や芝など条件が合わず3連敗したが、8月の4戦目にサラトガ競馬場のダート9ハロン戦で初勝利を挙げると、次戦のG1ブリーダーズフューチュリティでは3着と重賞級の力を見せるようになった。
ルコントSはケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズで、M.キャシー調教師は昨年のウォーオブウィルに続き連覇。同馬は後にプリークネスステークスを制したほか、キャシー師はサーウィンストンでベルモントステークスも勝って二冠を達成した。