英マイルG1で2着のザレヴナント、サウジC出走も選択肢に
2020年01月21日 11:35
昨秋の英G1クイーンエリザベス2世ステークス(芝8ハロン)で2着と好走した5歳馬ザレヴナントが、現地2月29日にサウジアラビアで行われる世界最高の賞金総額2000万米ドル(約22億円)を誇る新設レースのサウジカップ(4歳以上、ダート1800m)に出走する可能性が浮上してきた。
F.グラファール調教師が管理するドバウィ産駒のザレヴナントは通算11戦8勝。昨年は仏G2ダニエルウィルデンシュタイン賞など重賞を3連勝し、10月のクイーンエリザベス2世Sではキングオブチェンジに次いで2着だった。
グラファール調教師は「(サウジCには)もちろんエントリーした。ソフトな馬場向きの馬だからダートもいけるだろう」とコメント。その上で「サウジ遠征はメインターゲットではないが、選択肢はキープしておこうと思った。本命は(5月の英G1)ロッキンジステークスだ」とも続け、サウジC出走はまだ流動的なことも示唆している。