ベンバトルが上々のダートデビュー、アルマクトゥームチャレンジR2を快勝

2020年02月07日 11:40

 現地6日、ドバイのメイダン競馬場にてG2アルマクトゥームチャレンジラウンド2(ダート1900m)が行われ、ダート初挑戦だった芝のG1馬ベンバトルが快勝した。

 2馬身差の2着はミリタリーロー。さらに6馬身3/4差の3着に昨年のドバイワールドカップでハナ差2着のグロンコウスキーが続き、アルマクトゥームチャレンジラウンド1の勝者キンベアーは8着に沈んだ。

 S.ビン・スルール厩舎の今年6歳馬ベンバトルは、2018年にG1ドバイターフを制覇。同年には独G1ダルマイヤー大賞、豪G1ラドブロークスステークスも勝つなど世界中で活躍した。

 昨年は秋からの始動で2戦し、英G2ジョエルステークスを勝ったものの、10月の英G1クイーンエリザベス2世ステークスは最下位の16着。仕切り直しの今年は1月にドバイG2シングスピールステークスを快勝し、初ダートだった今回も実力を示した。

 この結果を受け、ブックメーカーのレースベッツは2月29日に行われるサウジカップでのベンバトルのオッズを15倍から4.5倍にカット。3月28日のドバイワールドカップのオッズも15倍から5倍まで下げている。