G1ブラックキャビアライトニングは波乱の決着、伏兵ガイトラッシュが重賞初制覇

2020年02月16日 11:05

 豪G1ブラックキャビアライトニング(2歳以上、芝1000m)が現地15日にフレミントン競馬場で7頭により争われ、内ラチ側3頭の2番手を進んだ5番人気のガイトラッシュが、逃げ粘る3番人気レッドゼルを差し切った(1馬身差)。

 0.2馬身差の3着には外ラチ側4頭の最後方からラヴィングギャビー(2番人気)が追い込み、圧倒的1番人気のネイチャーストリップは外ラチ側の隊列を先導するも、さらに2馬身差の4着に敗れた。

 ガイトラッシュは仏クラシック二冠馬ロペデヴェガ産駒の4歳セン馬で重賞初制覇。G1初挑戦だった昨年5月のザ・グッドウッドでは10着に大敗したが、8月のG3ザヒース1100(2着)以来となる実戦で大きな変わり身を見せた。