サウジC2着馬ミッドナイトビズー陣営、マキシマムセキュリティの勝利取り消しを主張

2020年03月12日 12:25

 現地2月29日に行われたサウジカップで2着だったミッドナイトビズーの陣営が、勝ち馬マキシマムセキュリティを管理していたJ.サーヴィス調教師が競走馬に対するドーピング容疑で起訴されたことを受け、マキシマムセキュリティの勝利を取り消すべきだと表明した。

 サウジカップでは勝ったマキシマムセキュリティが賞金1000万米ドル(約10億円)を手にしたのに対し、2着のミッドナイトビズーは350万米ドル(約3億6000万円)だった。

 米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、ミッドナイトビズーのオーナーグループ代表であるJ.ブルーム氏は、サウジカップを含むマキシマムセキュリティの戦歴すべてを無効にすべきと主張。一方、サウジカップの主催者であるサウジアラビアのレーシングクラブは同メディアの取材に対してコメントを拒否したという。