豪G1クールモアクラシック、12番人気コンテパルティロら伏兵ワンツーで大波乱

2020年03月15日 10:50

 豪G1クールモアクラシック(3歳以上牝馬、芝1500m)が現地14日にローズヒルガーデンズ競馬場で行われ、好位追走から最終コーナーで先頭に並びかけたコンテパルティロ(12番人気タイ)が、直線早々にリードを築くと1.3馬身差を守り切った。

 後方から追い込んだ最低15番人気のミスファビュラスが、同じく追い込みの4番人気ノワールとの2着争いを0.2馬身差で制し、1番人気のポフツカワは勝ち馬から9馬身余りの8着に沈んだ。

 スキャットダディ産駒の6歳馬コンテパルティロは2016年にアメリカでデビュー。2017年には英ロイヤルアスコット開催に遠征し、リステッドのサンドリンガムハンデキャップで後の愛オークス2着馬レインゴッデスを破り1着の実績がある。2019年5月に豪州移籍初戦のG3ダークジュエルクラシックで重賞初制覇を飾り、それ以来の白星がG1タイトルとなった。