現地14日、豪コーフィールド競馬場にてマイル戦としては世界最高賞金の500万豪ドル（約3億3000万円）を誇るオールスターマイル（芝1600m）が行われ、W.パイク騎乗のリーガルパワーが勝利した。

　道中は4番手で先行したリーガルパワーは、直線で前にいた1番人気のアリゲーターブラッドらをかわして先頭に。最後は最後方近くから猛然と追い込んできたスーパーストームに0.75馬身差をつけてゴールに飛び込んだ。

　さらに0.5馬身差の3着は2番人気に推されていたニュージーランドの女傑メロディベル。4着にディープインパクト産駒のフィアースインパクトが続き、アリゲーターブラッドは10着に沈んだ。

　G＆A.ウィリアムズ厩舎のリーガルパワーは、ピエロ産駒の4歳セン馬。昨年11月のレイルウェイステークスでG1初制覇を果たし、前走のG1オーストラリアンカップは2着だった。