米G1馬トムズデター、コロナ影響でローテ変更も戦列復帰へ

2020年04月10日 13:01

 昨年11月に米G1クラークステークスを勝って以降は休養に入っていたトムズデターが、現地11日にオークローンパーク競馬場で行われるオークローンマイルで戦列に復帰する。

 米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、トムズデターを管理するA.ストールJr.調教師は本来なら同日にキーンランド競馬場で行われるG3ベンアリステークスを目指していた模様。しかし新型コロナウイルスの感染拡大で同競馬場でのレース開催が中止になってしまったため、方針転換を余儀なくされた。

 スマートストライク産駒の7歳馬トムズデターは、昨年から重賞に挑戦しだした遅咲き。10月のG2ファイエットステークスで重賞初制覇を果たすと、続くクラークSでG1初勝利も手にしていた。今年は11月にキーンランド競馬場で予定されているG1ブリーダーズカップクラシックが目標だという。