ダノンプレミアムは伸び切れず、道悪巧者アデイブが豪G1クイーンエリザベスSを完勝
2020年04月12日 10:06
日本から豪州へ遠征中のダノンプレミアムが現地11日にランドウィック競馬場で行われたG1クイーンエリザベスステークス(3歳以上、芝2000m)に出走。抜群のスタートから道中6番手に下げ、馬群の外を回って進入した直線半ばで2番手に上がるも、そこから伸び切れず勝ち馬と3.2馬身差の3着(1番人気)に完敗した。
3番手追走から最終コーナーで先頭に立った2番人気のアデイブが迫るダノンプレミアムを突き放し、走破時計2分06秒92(Heavy8)で快勝。2.8馬身差の2着に勝ち馬の後ろから内を突いた4番人気ベリーエレガントが割って入った。
アデイブは前哨戦のランヴェットステークスからG1連勝で通算4度目の重賞制覇。アデイブを勝利に導いたT.マーカンド騎手は「彼はまるで問題にしなかった。まさに彼の特性であり、どれほどタフかを見せてくれた」と道悪適性を絶賛すると、「ずっと行けると思っていた。日本の馬やその他からどれほどマークされていたかと思うよ」と完勝をアピールしていた。
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