英国滞在中のディアドラ、今年最大の目標は凱旋門賞と橋田師

2020年04月12日 10:07

 英競馬メディア『racingpost.com』が現地11日、英ニューマーケットに滞在中のディアドラについて近況をレポート。日本調教馬として初の凱旋門賞制覇が今季最大の目標と報じている。

 橋田満調教師によると、ディアドラはサウジアラビアからニューマーケットに戻ってからの1か月を非常に順調に過ごしており、次走に向けた準備も整っているとのこと。その上で「究極の目標は凱旋門賞。ヨーロッパでさらにG1レースを経験するのが楽しみ」とコメントしている。

 なお、橋田師はディアドラの次戦に愛G1タタソールズゴールドカップ(5月24日)を挙げているものの、新型コロナウイルスの感染拡大によりアイルランドには外国馬の入国が認められておらず、状況の改善が条件となる。

 橋田師もディアドラの次戦に関して思案しているというが、「ディアドラのルーティンを守ることが重要。幸い、彼女はニューマーケットで快適に調教を積んでいる」と、いつでも対応可能な様子を明かしている。