​有力3歳馬集結のオークローンS、伏兵ミスタービッグニュースが制す

2020年04月13日 13:00

 新型コロナウイルスの影響でG1ケンタッキーダービーが5月から9月に延期されるなど、各地での競馬開催中止でレースカレンダーが混乱しているアメリカで、現地11日にオークローンパーク競馬場で行われたオークローンステークス(ダート9ハロン)には重賞でないにも関わらず有力馬がレースを求めて集結。しかし勝ったのは人気薄のミスタービッグニュースだった。

 オークローンSには、重賞を2勝のサウザンドワーズや前走の条件戦を快勝したタイシャンら注目馬が出走し、この2頭が1番人気タイに。さらに2G1ホープフルステークス勝ち馬のベイスン、前走のG2リズンスターステークス(Div14着のファーミントンロードらが揃ったが、終わってみればG.サエス騎乗のミスタービッグニュースが鋭く伸びて先頭でゴールし、2着ファーミントンロードに半馬身差をつけた。

 ミスタービッグニュースはB.カルフーン厩舎のジャイアンツコーズウェイ産駒。デビュー4戦目で勝ち上がると重賞初挑戦だった前走のリズンスターSDiv2)では5着で、今回は伏兵扱いだった。