豪3歳有望株のアリゲーターブラッド、禁止薬物の使用で調教師が審理対象に

2020年04月15日 12:55

 2月のオーストラリアンギニーを制すなど、豪州3歳戦線で活躍するアリゲーターブラッドに、禁止薬物の使用が発覚。D.ヴァンダイク調教師が審理を受けることになった。豪競馬メディア『racing.com』など複数の地元メディアが現地14日付けで報じている。

 アリゲーターブラッドは1月のマジックミリオンズ3歳ギニー勝利後に受けた検査で、禁止薬物のアルトレノゲストに陽性反応を示していたが、引き続き行われたBサンプルの検査結果が14日に明らかになり、あらためて陽性が確認されたもの。

 この件についてクイーンズランド競馬公正審議会は、ヴァンダイク師が裁決委員による審理の対象になることを発表。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、同師は書面提出ないしビデオ通話などで審問を受ける。