障害レース勝ちの豪ジョッキー、歓喜の握手で罰金処分

2020年05月07日 12:58

 アイルランド出身で現在はオーストラリアの障害レースで騎乗しているS.ジャクソン騎手が、目標にしていたレースを勝利後に関係者と歓喜の握手。これが新型コロナウイルスの感染拡大防止の規定に抵触したとして罰金処分を科されてしまった。

 33歳のジャクソン騎手はイギリスとアイルランドでの障害レースで通算71勝し、2012年からオーストラリアで騎乗。現地5日にはウォーナンブール競馬場でのグランドアニュアルスティープルチェイスを勝った。

 豪競馬メディア『Racing.com』によると、「オーストラリアに来てからずっと勝ちたかったレースに勝ててすごく興奮した」と大喜びだったジャクソン騎手。しかしレース後に調教助手と握手してしまったことで、300豪ドル(約2万円)の罰金処分を受けることになったという。