豪G1を6勝のブラックハートバート、ラスト4鞍で引退へ

2020年05月14日 13:34

 オーストラリアでG1を通算6勝している9歳せん馬ブラックハートバートが、現地16日にアスコット競馬場にて行われるG3ローマカップを含む4レースに出走して引退することが分かった。

 これは豪競馬メディア『racing.com』が報じたもの。ブラックハートバートは2017年2月のG1フューチュリティステークスなどを勝ち、2018年10月にいったん引退。その後にD.ウィアー厩舎からL.スミス厩舎へ移って現役に復帰し、昨年9月のアンダーウッドステークスで6度目のG1制覇を達成した。

 その後は勝ち星がなく、今年3月のオールスターマイルでは8着どまり。スミス調教師はブラックハートバートについて、「土曜日に行われる1200メートルのローマCを皮切りに、1400メートル戦、1600メートル戦、そして2000メートル戦の4レースで終わり」と引退までのシナリオを明かしている。