キングオブチェンジ、本命視されていたG1クイーンアンSを回避

2020年06月11日 12:42

 現地16日のロイヤルアスコット開催で行われる英G1クイーンアンステークスの最有力馬とみられていたキングオブチェンジが同レースを回避することが分かった。

 これは英競馬メディア『racingpost.com』が伝えたもの。R.ハノン厩舎の4歳馬キングオブチェンジは昨春に英2000ギニー2着、秋にはG1クイーンエリザベス2世ステークス(QE2S)を制覇していた。

 今年はG1ロッキンジステークスから始動予定だったが、同レースは新型コロナウイルスの影響で中止に。ハノン調教師は「QE2Sで見せたように、速い馬場より時計のかかる馬場の方が得意なタイプ。なので夏場は休ませ、シーズン後半のビッグレースに備えることにした」と語っている。

 なお同師は目標とするレースの候補については、仏G1ムーランドロンシャン賞やQE2Sなどを挙げていた。