ディーンマティーニが重賞初制覇、米G3オハイオダービーで奇襲成功

2020年06月28日 14:17

 現地27日、米シスルダウン競馬場で行われたG3オハイオダービー(3歳、ダート9ハロン)は、最内枠のディーンマティーニ(7番人気)が発馬を決めて一旦好位に控えると、向正面で一気に先頭を奪いそのまま押し切った。

 3/4馬身差の2着に3番人気のサウスベンドが追い込み、1番人気の2歳王者ストームザコートは好位から勝ち馬を追い掛けて失速。さらに2馬身差の3着に終わった。

 カイロプリンス(その父パイオニアオブザナイル)産駒のディーンマティーニは重賞初制覇。昨年8月にデビューするも未勝利が続き、明け3歳の今年5月17日に8戦目で初白星を挙げた。前走は条件戦で2着に敗れ、これが重賞初挑戦だった。

 今年のオハイオダービーは新型コロナウイルスの影響によるスケジュール変更でケンタッキーダービーの指定ポイントレースに組み込まれ、ディーンマティーニは20点を獲得している。