無敗のG1馬クオルト、調教中の事故で急死
2020年07月10日 13:13
2歳時に無傷の3連勝で愛G1ヴィンセントオブライエンナショナルステークスを勝ったクオルトが現地9日、調教中に致命傷を負って死亡した。
C.アップルビー厩舎のドバウィ産駒クオルトはゴドルフィンの所有馬。2018年にデビュー3連勝を果たし、ヴィンセントオブライエンナショナルSでは後の英ダービー馬アンソニーヴァンダイクに快勝した。
しかし故障でクラシックを含む3歳シーズンを棒に振ることに。今年になって調教を再開していた矢先のアクシデントだった。
アップルビー調教師はゴドルフィンの公式サイトで「クオルトはとても才能豊かな馬だった」「もう一度レースに戻せなかったことは非常に残念」と語っている。