ピナトゥボ、距離短縮の仏G1ジャンプラ賞で復活勝利

2020年07月13日 10:56

 現地12日、仏ドーヴィル競馬場にてG1ジャンプラ賞(3歳牡馬・牝馬、芝1400m)が行われ、昨年の欧州2歳王者ピナトゥボが復活勝利を挙げた。

 2着は3/4馬身差で人気薄のロペイフェルナンデス。仏2000ギニー3着のアルソンは10着と大敗した。

 C.アップルビー厩舎のシャマーダル産駒ピナトゥボは、2歳時にふたつのG1を含めて無傷の6連勝。3歳となった今年は英2000ギニー3着、セントジェームズパレスステークス2着とマイル戦で連敗していたが、距離短縮で臨んだここで3度目のG1制覇を果たした。

 アップルビー調教師は今後について「(英マイルG1の)サセックスステークスには行かないと思う」としたうえで、「マイルに戻すならムーランドロンシャン賞、7ハロン戦を続けるならフォレ賞に行きたい」と語っている。