メルボルンカップ6勝のウィリアムズ氏、今年の豪州遠征は否定的見解

2020年08月06日 12:28

 2017年に豪G1メルボルンカップを勝ったリキンドリングのオーナーとして知られるL.ウィリアムズ氏が、新型コロナウイルスの影響を考慮してJ.オブライエン厩舎に預けている所有馬たちのスプリングカーニバル遠征を今年は行わない意向を示した。英競馬メディア『racingpost.com』が現地5日に報じている。

 これまでにメルボルンカップを6勝しているウィリアムズ氏は、メルボルンでのスプリングカーニバルは「自分にとってナンバーワン」だとしつつも、アイルランドからオーストラリアへの遠征はスタッフの健康面への心配から否定的な見方を示した。

 オーストラリアへの遠征については、英国でゴドルフィンの所有馬を管理するC.アップルビー調教師とS.ビン・スルール調教師も今年は実施しない意向であることを認めている。