​サウジCでのマキシマムセキュリティ薬物問題、新型コロナで調査進まず

2020年08月11日 11:37

 サウジアラビアジョッキークラブ(JCSA)は現地10日、今年2月29日のサウジカップで1位入線しながら後に禁止薬物の使用が発覚したマキシマムセキュリティへの賞金支払いについて、いまだ捜査中であるため保留を続けると発表した。

 マキシマムセキュリティはサウジカップの1着賞金1000万米ドル(約10億6000万円)を手にする権利を得たが、当時の所属先だったJ.サーヴィス調教師がドーピング容疑で起訴されたことを受けて、賞金支払いは保留されている。

 なおこの件に関する調査は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大のために滞っており、JCSAは捜査終結のめどについて言及を避けている。