距離短縮で復活のピナトゥボ、ムーランドロンシャン賞でマイル再挑戦へ
2020年08月14日 12:44
7月に仏G1ジャンプラ賞(芝1400m)を制した昨年の欧州2歳王者ピナトゥボが、次走に現地9月6日の仏G1ムーランドロンシャン賞(芝1600m)を選んだことが分かった。
これはC.アップルビー調教師が明らかにしたもの。シャマーダル産駒のピナトゥボは2歳時に7ハロンまでのレースをデビューから6連勝(うちG1は2勝)。しかし初の8ハロン参戦だった3歳初戦のG1英2000ギニーで3着と初黒星を喫すると、6月のロイヤルアスコット開催でのマイルG1セントジェームズパレスステークスでも2着どまりだった。
アップルビー師は「ジャンプラ賞の後にいい休養が取れた。ムーランドロンシャン賞に直行する予定」とコメント。マイル挑戦に自信を見せつつ、結果次第で7ハロンに戻すか米G1ブリーダーズカップマイルに行くかを判断するとしている。