スイススカイダイバーが米G1アラバマS圧勝、KYオークスからプリークネスS参戦も

2020年08月16日 13:16

 米サラトガ競馬場で現地15日に行われたG1アラバマステークス(3歳牝馬、ダート10ハロン)は、圧倒的人気のスイススカイダイバーが2番手追走から第3コーナー過ぎで先頭を奪い独走。残り100ヤードを流す余裕で圧勝した。

 3馬身1/2差の2着にボニーサウス(6番人気)、さらに1馬身1/2差の3着にはハーベイズリルゴイル(3番人気)と後方追走の2頭が追い込み、2番人気のスパイスイズナイスは勝ち馬を背後でマークするも6着に沈んだ。

 スイススカイダイバーは6月のG2サンタアニタオークスに続く通算4度目の重賞勝ちでG1初制覇。前走は牡馬相手のG2ブルーグラスステークスでペースを作るも2着に惜敗した。

 その結果により、スイススカイダイバーはケンタッキーダービーの出走権争いで40点を獲得しているものの、K.マクピーク調教師は「ピーター(馬主のキャラハン氏)と腰を据えて話し合うが、我々としてはオークスで固まりつつある。先週、ここでティズザローが見せたパフォーマンスは強烈だった」と次戦でケンタッキーオークスに出走させたい意向。その一方でKYオークスの勝利を条件にプリークネスステークスの出走には含みを持たせている。