米G1デルマーオークス、アイルランドから移籍のレッドラークが快勝

2020年08月23日 13:50

 米デルマー競馬場で現地22日に行われたデルマーオークス(3歳牝馬、芝9ハロン)は、中団を追走した6番人気のレッドラークが、第3コーナーから馬群の外を進出すると直線で1馬身抜け出し快勝した。

 最後方の10番手で中間点を通過した7番人気カリフォルニアクークが、直線入口で先頭の2番人気ウォーレンズショータイムを1/2馬身捕らえて2着争いを制し、1番人気のローラズライトは中盤で先頭に立つも6着に敗れた。

 レッドラークは豪州で活躍したエポレット(その父コマンズ)産駒で、昨年7月にアイルランドのJ.ムルタ厩舎からデビュー。初陣で今年のG1ナッソーステークス2着のワンボイスから15馬身余りの9着に敗れると、5戦未勝利でアメリカへ渡り今年2月に初勝利を挙げた。その後、6月に現在のP.ギャラハー厩舎に移籍し、今回が重賞初勝利で通算成績を12戦2勝としている。