凱旋門賞で敗れたエネイブル、去就は未定

2020年10月05日 12:17

 史上初の凱旋門賞3勝目を狙ったものの、6着に敗れたエネイブル。陣営は名牝の今後については明言を避けている。

 J.ゴスデン調教師はペルシアンキングの逃げでスローになった展開を敗因の一つに挙げ、「もしソヴリンとサーペンタインがいれば、全く別のレースになっていた」とコメント。レース直前で出走回避となったA.オブライエン勢の先行馬たちの不在の影響があったとの見方を示した。

 また同師は「エネイブルについてはテディ(レーシングマネージャーのグリムソープ氏)と私でハーリド殿下に報告する。もう一戦するかこれで引退かは、全て殿下の決断次第だ」と話していた。