3歳トップスプリンターのゴールデンホードが脚部不安で引退
2020年10月21日 13:33
6月のロイヤルアスコット開催でG1コモンウェルスカップを制すなど、英国3歳世代のトップスプリンターとして活躍したゴールデンホードが脚部不安により引退した。
C.コックス調教師が管理するゴールデンホードは2歳時にG2リッチモンドステークスで重賞初制覇。コモンウェルスCで飾った2度目の重賞勝ちが最後の白星となったものの、その後もジュライカップとスプリントカップで3着になるなど、スプリントG1戦線で安定して上位の実力を披露していた。
コックス師は「(脚の)腱を痛めたのだが当初の見積もりより治療が長引くと分かった。そのため後ろ向きにシーズンを見送るよりも、引退させて種牡馬入りさせることにしたんだ」「土曜日(17日)の英チャンピオンズスプリントステークスで首尾よくシーズンを終えたかったが、それも不可能だった」と経緯を明かしている。